鉄は楽しいうちに
「継続したければやりすぎるな」とよく聞く。
これは勉強のドリルとかで特に言われること。1日1ページと決めたらそれ以上はしない。何ページもやってしまうと結局続かなくなってしまうと。
感覚的には分かる気がする。飽きるのだろう要するに。でも何か引っ掛かる。そう「鉄は熱いうちに打て」という言葉である。
文章を書くのが楽しい。一つ書いたらもう一つ書きたくなる。
ただここで1日1記事に抑えるべきなのか、書きたいだけ書くべきなのかちょっと悩んでしまう。
自分で書いてても我ながら「そんなもん強制されてるわけでも仕事でもないんだから好きなタイミングで好きなだけ書けばええがな」と思うんだけど、どんなところにもルール化とか効率とかを求めてしまう悲しき真面目人間なんだよね。
ホモ・ルーベンスという言葉がある。遊ぶ人という意味だ。
人の本質は遊びにある。遊びこそが学びであり、遊び自体が生きる目的であるという考え方…なのかな?
自分を制限してしまう癖があるから、遊ぶ人に憧れる。僕は遊びでさえ義務化してしまうのだ。「もっと効率的に遊ぶには?遊びを毎日続けるには?」なんておかしな話だ。
きっと目一杯遊べばいいんだろう。習慣にしようとか、継続とか飽きとか考えず、冷めるのを恐れずに。
鉄は熱いうちに、遊びは楽しいうちに。